帯広の株式会社エコツリーのコンプライアンス・個人情報保護方針

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寒さで発電が悪くなることはありますか?

基本的に太陽電池の発電に必要な条件は、年間を通じてより多くの日射量を得ること、かつ、気温が低いことです。太陽電池モジュールは熱に弱く、本体が熱くなってしまうと発電効率は下がります。夏が涼しい北海道の気温は太陽光発電に向いていると言えますので、寒さで発電が悪くなることはありません。

太陽電池モジュールに雪が積もったらどうなりますか?

太陽電池モジュールに雪が積もった状態では発電しません。

太陽電池モジュールを設置しても雪は落ちますか?

太陽電池モジュールを設置したからといって雪が落ちやすくなることはありませんが、寒暖差により積もった雪が一気に滑り落ちることがありますのでご注意下さい。

屋根上の除雪は必要ですか?

冬季の発電量を下げないように屋根にのぼり除雪をされる方もいらっしゃいますが、危険ですのでおすすめはしません。除雪を行う場合はご自身の責任において行って下さい。

太陽電池モジュールに積もった雪を溶かす機能などはありますか?

メーカーが販売しているパネルには融雪機能は付いておりません。

雪害への対策はありますか?

メーカー毎に地域の積雪量に応じた太陽電池モジュール、架台、推奨傾斜角度等が定められており、設置の不可についても地域制限が設けられているため、設置には十分配慮しておりますが、想定外の雪害が起こった場合でも対策をご提案いたしますのでご相談ください。雪害対策費はオプションになりますので別途費用が掛かりますことをご了承ください。

吹雪などの強風や雹などにも耐えられますか?

太陽電池モジュールと架台の取付強度はJISC8955に基づき耐えうる設計となっております。

断熱材があると太陽光を設置できないのですか?

漏水等につながる可能性があるため、一般的には撤去しなければ設置ができません。(一部撤去不要な場合もあります)

屋根の傾斜角度がきついですが設置できますか?

設置できます。ただしメーカー毎に規定がありますので詳しくはお問い合わせください。

雪を落とさないように無落雪屋根に設置することはできますか?

設置できます。無落雪屋根に設置する場合は太陽電池モジュールを乗せるための架台を設置します。
隣地などへの考慮のうえで架台の設置位置を考える必要がありますので、詳しくはご相談ください。

太陽電池モジュールとは何ですか?

太陽光が持っているエネルギーを太陽電池モジュールで吸収し、電気エネルギー(直流電力)に変換する製品です。

接続箱とは何ですか?

太陽電池モジュールの出力を集電して、パワーコンディショナに供給する製品のことです。直流開閉器、逆流防止機能及び誘導雷保護装置等を収納します。

パワーコンディショナとは何ですか?

太陽電池モジュールで発電した直流の電気を、電力会社から送電される電気と同じ交流に変換する機能と、系統との連系に関する保護を目的として設置する製品です。太陽電池モジュールの発電電力を最大限に効率良く取り出すことと、配電系統と安全に連系することが重要な機能となります。

太陽電池は蓄電できますか?

太陽電池自体に蓄電能力はありません。

太陽光発電の長所は何ですか?

クリーンな発電方式です。太陽光発電は光エネルギーを電気エネルギーに直接変換するもので、物理的あるいは化学的変化を伴いません。発電時に一切の排出物の発生がなく、可動部分もないため騒音の発生もありません。

太陽電池の寿命はどれくらいですか?

太陽電池モジュールの寿命はメーカー毎に見解がありますが、一般的に平均して20年以上と言われています。

パワーコンディショナの耐用年数、取換の費用はどれくらいかかりますか?

10年以上の耐用年数はあると考えます。なお、設計寿命は15年で、特に定期交換が必要な消耗部品はありません。
取り替え費用は機器代+工事費が必要となります。また、手続きとしては、NEFや電力会社に対する設備変更の届けが必要な場合があります。

パワーコンディショナの運転音はうるさいですか?

運転開始時には「カチッ」というスイッチ音がします。定格運転時の作動音レベルは35dB以下です。
パワーコンディショナの運転は太陽光の発電で動きますので日中のみとなり、日中の騒音レベルを考えるとそれほど大きな音ではないと考えられます。ただし人によっては気になる場合もありますので、設置場所を考慮する必要はあります。

パワーコンディショナは運転中、熱が発生しますか?

長時間定格運転を行った場合は温度が高くなりますが(~60℃)、通常の運転状態では問題ありません。万が一安全な温度を超えた場合は、パワーコンディショナ本体の保護機能が働いて運転を停止します。なお、危険表示のある部分は手を触れないでください。

運転時の消耗品はどのようなものがありますか?

太陽光発電システムは風力発電機やエンジン発電機などとは異なり、回転部や駆動部がなく、燃料を補給する必要もないため、日常的に補充または交換する消耗品はありません。

なぜ太陽電池モジュールの電気を優先して使うのですか?売電買電をどうやって制御しているのですか?

パワーコンディショナにおいて自動的に制御しています。

地球環境への貢献はどの程度あるのですか?

4.0kWの太陽光発電システムを設置した場合、全国平均では年間約4,500kWhの発電量が期待できます。これを火力発電所の代替と仮定として、地球温暖化の原周であるCO2の年間発電量を炭素(C)量に換算すると年間約1,415kg-CO2の二酸化炭素排出削減となります。また、灯油に換算すると、約1,022Lの削減になります。

曇の日や雨の日、雪の日も発電しますか?

晴れの日よりは少ないながらも発電します。曇りでは晴天の1/3~1/10、雨天では1/5~1/20と言われています。積雪の場合、雪が乗ってパネルを隠してしまうと発電しません。

システム導入後、日々の操作は必要ですか?

太陽光発電システムは日の出とともに自動的に運転を開始し、日の入りとともに自動的に停止しますので面倒な操作は不要です。

日常の点検はどうやってするのですか?

日常点検としてはモニターなどで発電量を確認するだけで十分です。発電量が著しく減少している場合はご相談ください。

売った電力代金はどのように受け取れますか?

売電の入金はご指定口座への銀行振込です。買電と売電は相殺されず個別に扱われます。

影の影響はありますか?

薄い影(山、ビル、樹木、電柱等の影)が太陽電池モジュールに掛かった場合、発電量が低下しますが、ゼロにはならず、影の部分でも周囲からの散乱光により1/10~1/3程度の発電は見込めます。できるだけ太陽電池モジュールに影が掛からないような工夫をした施工をすることが重要です。

自然災害への対策はありますか?

雷  :太陽電池が直接落雷を受けたという事例は極めて稀です。太陽電池だからといって落雷を受けやすいという要因はありません。ただ対策としては、回路内に一定性能の避雷素子等を設置して誘導雷対策を行い、被害を食い止める対策をとっています。

耐震性:屋根上に設置する太陽光システムはメーカーや型式によって異なりますが、一般住宅で4~5kWシステム、架台を含む場合総重量500kg程度です。北海道は積雪に耐えうる住宅設計になりますのでほぼ問題はありませんが、築年数によっては屋根の補強が必要な場合や、また設置できない場合もありますので、詳しくはご相談ください。

風・台風:屋根への太陽電池モジュールの取付強度はJISC8955に基づき、耐える様に設計されています。

雪害:メーカー毎に積雪量に応じた太陽電池モジュール、架台と推奨傾斜角度が定められており、また積雪量による設置地域制限が設けられている場合もあります。また落雪した場合の隣地への配慮も重要ですので、設置する際には注意しなければならないこともあります。

雹:パネルのガラス面はJIS規格に適合した強化ガラスを使用しておりますので、雹で割れることはまずありません。

太陽電池モジュールの上に人が乗ったら壊れますか?

強度的には問題ありませんが、ガラスは滑りやすく非常に危険ですのでモジュールの上へは乗らないでください。

地震などの災害時には使えますか?

停電になってもパワーコンディショナの自立運転機能により、太陽光が当たっていれば系統と切り離したうえで電力が使用できます。

停電の時はどうなりますか?

系統連系システムの場合、太陽光発電システムは系統から切り離れます。系統が復旧した場合、太陽光発電システムは5分間待機の後、自動的に系統に連系されます。手動または自動により自立運転に切り替えるシステムの場合、太陽光発電システムが発電状態であれば日射強度に応じた発電電力が使用できます。

ごみやほこりが発電量に影響することはありますか?

太陽電池モジュールにごみやほこりが付着する晴天が続き、ほこりなどが付いていると発電量は数%程度低下することもあると言われていますが、雨風等で洗い流されれば元の状態まで回復します。

どのくらいの容量があれば4人家族の一般家庭の電気をまかなえますか?

生活形態により大きく異なるため一概には言えませんが、一般家庭が使用する平均年間消費電力量は約5,650kWhとされていますので、5kW相当の太陽電池を設置すればほぼ賄うことが可能で、4kWシステムでも約70%賄える計算となります。
(太陽光発電協会試算による《平成22年度》)

設置する機器はどのようなものがありますか?屋根に載せても大丈夫なのですか?

太陽電池モジュールやパワーコンディショナ、接続箱、その他機器を設置します。屋根上に設置するのは主にパネル本体と、パネルを載せるための架台です。パワーコンディショナは屋内あるいは屋外の壁面などに設置します。接続箱は条件によって、屋内・屋外どちらでも設置できます。その他、屋内へは、分電盤や必要であれば太陽光ブレーカー、また発電量を確認できる表示モニター、および付随する機器などを設置します。
屋根への影響ですが、設置前に重量に対する強度が十分かどうかをしっかりチェックします。
通常の屋根であれば補強無しに設置することが十分可能な重量ですが、
強度不足の場合には補強工事などが必要になる場合があり、別途費用がかかります。

何か必要な届け出などはありますか?

あります。経済産業省へ設備認定の申請を行い、設置を認定してもらわなければなりません。また、認定後は、更に電力会社へ申請の届け出を行う必要があります。その際、電力会社による設置のための工事が必要な場合もあります。各申請に関してはエコツリー北海道にて手続きを代行いたします。

設置方位や設置角度で発電量は変わりますか?

変わります。メーカー毎に作成している発電シミュレーションなどで確認することもできます。

雨漏りは大丈夫ですか?

メーカー規定施工であれば、雨漏りは心配ありません。

屋根以外への設置はできますか?

できます。ただし、設置場所に基礎工事や架台を組むなど、構造材設置の工事が必要となります。

塩害地域へも設置できますか?

メーカー毎に海岸からの距離を基準とした、塩害地域仕様を規定しておりますので、詳しくはお問い合わせください。

太陽電池は後から容量を増やすことはできますか?

パワーコンディショナ、接続箱の容量・回路数までは増設可能です。

なぜ発電するのですか?

太陽電池は半導体の一種であり、太陽光エネルギーを直接電気エネルギーに変換するものです。
太陽電池に光が当たるとその光エネルギーは内部に吸収され、これにプラスとマイナスを持った粒子(正孔と電子)が発生し、マイナスの電気はN型シリコン側へ、プラスの電気はP型シリコン側へ多く集まります。これらを太陽電池の表面と裏面につけた電極により取り出して、電球やモータをつなぐと電流が流れます。こうして太陽電池は発電します。

変換効率って何ですか?

変換効率とは、太陽電池が受けた光エネルギーを電気エネルギーに変換する割合を示すものです。
セル単体で計測したセル変換効率と、モジュールにパッケージした時の最大寸法での面積から算出したモジュール変換効率の両表現方法が使用されています。
太陽光は晴天時において地上で最大1kW/㎡のエネルギーがあり、日射強度の標準としています。
例えば変換効率が10%とは、このエネルギーを1㎡の太陽電池に照射したとき、太陽電池の発電電力が100Wとなることを意味します。

太陽光発電システム(住宅用系統連系型)とはどのようなものですか?

太陽光発電システムは太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、接続箱、屋内分電盤、これらを接続する配線、モジュールを設置するための架台、および交流側に設置する電力量計などで構成されています。太陽光エネルギーを太陽電池モジュールで直接電力(直流電力)に変換し、パワーコンディショナで直流を交流に変換して、建物内または構内設備に電力供給します。使用量より発電量が多く、使わずに余った電力は電力会社に売電されます。また、一般に電力会社の配電線網のことを系統と言います。その系統に太陽光発電設備などを繋いで、電気のやりとりを行うことを系統連系と言います。

積算電力量計とは何ですか?

「逆潮流有り」で電力会社と受給契約を結ぶ場合には、一体型のスマートメーターが必要です。
  <買電用電力量計> 電力会社から購入する電力量を積算します。
  <売電用電力量計> 電力会社に売る余剰電力量を積算します。

kWとkWhの違いと意味は?

kWは瞬間的な量を、またkWhは年間、月間などトータルの発電量を表します。

カタログ紹介について

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