太陽光発電システムとは
太陽光発電システムとは太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換するシステムのことです。太陽光発電モジュール(ソーラーパネル)に光があたることで発電します。
住宅用太陽光発電の仕組み
自宅の屋根などに太陽光パネルを設置し、太陽光を電気に換えます。
電力会社の配電する商用電力と系統連系すると、発電して余った電気を電力会社に「売電」することができます。逆に、発電した電気が足りなかった場合には電力会社から電気を買うことが出来ます。
住宅用太陽光発電の設置バリエーション
住宅用ではご家庭の屋根に太陽光パネルを設置しますが、一口に屋根と言ってもいろいろな種類や設置方法がございます。一部のバリエーションをご紹介させていただきます。
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陸屋根
北海道では一番多い形状で、『スノーダクト』『無落雪』とも呼ばれます。十勝方面の陸屋根は、溝は無く、緩い勾配で、雨水を1方向に流す屋根です。雪はゆっくりと勾配方向に動いていくような屋根になっています。
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切妻屋根
通称三角屋根と言われています。切妻屋根は太陽光がきちんとパネルにあたる造りです。屋根に直接パネルを設置できるので見た目も良く、費用も抑えることができます。
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寄棟屋根
4面の屋根からできており、必ず南向きに設置が可能です。各屋根面積は小さくなりますが、北を除いた3面に設置できるので設置容量が少なくなることはありません。風に強いというメリットもあります。
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片流れ屋根
片側にだけ傾斜している屋根です。片流れ屋根は屋根が南向きであれば太陽光パネルを設置するのにベストです。ですが、北向きに傾斜がある場合でも条件によっては南向きに設置することもできますので是非ご相談ください。
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野立て(10kW未満)
ご自宅の庭や空いている土地などに直接設置するタイプです。野立てするのは産業用だけだと誤解されがちですが、住宅用も可能です。現在ご家庭では10kW以上の申請が通るのは難しいので、10kW以下に抑えれば住宅用でも野立てができます。
住宅用太陽光発電システムのメリット
太陽光発電システムには、環境にやさしいだけではなく、いろいろなメリットがあります。
住宅用太陽光発電システムの発電イメージ
住宅用太陽光発電システムのとある一日間の発電量と、消費量イメージ図です。実際には、天候や日射量、また太陽光発電設置方向や容量なので発電量は異なってきます。